クリニックブログ

ぼーーっとすることはありますか?
2018年12月29日

やっと冬らしい寒さがやってきました。私は、前回のブログの受付の皆川さん同様、暖かい冬にすっかり油断して(言い訳…)、大掃除やら年賀状やらを放っておいたつけが、この年末も押し迫った時にきています。

 

ところで、皆さんは、ぼーーっとする時間があるでしょうか。

 

私は、10数年前までは、恐らく眠りの質が悪い方で、1~2時間寝付けないことはしょっちゅうありましたし、夜中や明け方に、些細な事で目が覚めることも多い方でした。それでも、日常生活に支障がなかったのは、比較的短時間睡眠で事足りる質であったのと、ぼーーっとしていることが苦にならないのがよかったのではないかと思っています。特に寝つきの悪い方の話を聞くと、寝付けない数時間を、かなり悶々として過ごしている様子がうかがえます。私の場合、寝付けないことが特別な事でなかったこともあり、ひたすら、あまり何も考えずにぼーーーっと過ごしていたように思います。

 

通勤電車の中を見ると、大抵の人がスマホを見たり、本や雑誌・新聞等を読んだりしています。私は、何かしなければならないことがなければ、車窓を見るとはなしに見ながら、何もしていないことが多いように思います。また、昔、知人から、『あなたは、何もすることがなくても、大丈夫そうだね。』と言われたこともあります(ぼさっとしているので、皮肉を言われたのだと思いますが・苦笑)。最近は、忙しい世の中にいて、ぼーーっとできるのも、能力の一つではないかと、自画自賛しています(不注意だったり集中力が続かなかったりするのは気を付けなければなりませんが…)。情報が溢れ、フルスピードで動いている中、常にそれについて行くのは、かなり疲れることのように思います。一日の中で、1分でも2分でも、頭を休めてあげる時間を作ることは大切なことではないでしょうか。(睡眠のことについては、私の場合に限ったことなので、眠れない方はきちんとお医者さんに相談して、服薬してくださいね。)

 

ぼーーっとする勧めを書いてしまいましたが、怠けてしまった私は、年末はぼーっとしている暇はなさそうです。どうか皆さま、身体に気を付け、よいお年をお迎えください。

 

磯田