クリニックブログ

梅雨の季節に…
2019年7月10日

梅雨、真っ只中ですね。今年の梅雨は、例年にも増し、お日様を見る日が少ないように感じます。恵みの雨ですが、毎日だと、やはりうっとおしいですね。

私は幼少期アトピー性皮膚炎で、今はほぼ症状はありませんが、手だけはしつこく症状が残っています。この梅雨時期は、毎年かゆみが出て、厄介な季節です。“こんなこと”と自分でも思うのですが、かゆみが強いと、イライラしたり、気分があまりよくありません。

私の例は本当に分かりやすいですが、身体の状態と精神状態はかなり影響しあっています。元々うつ状態が続いていたりすると、落ち込みやイライラなどがひどくなると、何かストレスがかかったせいと思いがちです。が、意外と身体の不調が関係していることがあるように思います。簡単な例でいえば、風邪をひくと気分が滅入る、と言うようなことです。女性の場合だと、生理前になるとイライラしたり怒りっぽくなったりする方がよくいらっしゃいます。ホルモンバランスが精神状態に影響を与えることは誰でも知っていることですね。

身体と心は強く影響しあっていると言えます。心理の菊地も最近のブログで書いていますが、身体を休めることで、思っている以上に心が安定することがあります。“なんだか最近気持ちがふさぐな~”、“イライラするな~”、“ネガティブな事ばかり考えてる…”などと思ったら、身体の調子はどうかな?とちょっと気を配ってあげることも必要だと思います。気づかないうちに疲れがたまっていた、ということに気づくこともあるのではないでしょうか。

梅雨の季節、心身共に不調になりやすいですが、心にも身体にも気を配り、乗り切っていきましょう。

心理 磯田