幻の店
2020年2月26日
新型コロナウイルスの流行によりマスクや消毒液が街から消えるなど、何かが起こる度に同じような光景を眺めなければならないことに少し憤りを感じます。なかなかうまくいきませんね。終息するどころか、じわじわと広がっていく感染に、さぞ皆さんもご心配されていることでしょう。早く落ち着いてくれることを祈るばかりです。
さて、暗い話だけではつまらないので「幻の店」についてお話ししようかと思います。こちらは先生にご紹介頂いてクリニックの新年会で初めて訪れたのですが、1度足を踏み入れたら誰もが漏れなく虜になってしまうほどの素晴らしいお店なのです。
ご兄弟二人で切り盛りしている和食料理屋さんなのですが、これでもかというほどにこだわり抜いたお料理、量、技術、飾りつけ、心遣い、私は飲めませんが美味しいお酒、全てが「過ぎている」お店と言えるのではないでしょうか。
美味し過ぎる・美し過ぎる・楽し過ぎる・幸せ過ぎる・・・・・・。
月ごとにお料理も変わるので本当なら毎月訪問したいくらいですが、残念ながら数年前に移転して以来、全く予約が取れないお店になってしまいました。住所も電話番号も非公開な為、一見さんはお店に辿り着くことすらできません。
今回は奇跡的におこぼれに預かり再訪することに成功しましたが、きっと二度とこんな機会は訪れないでしょう。だからこそ、全身全霊で堪能して参りました。
こちらが奇跡のお料理たちです。
写真はありませんが最後に鯛めしのおにぎりまでお土産に頂いて、お腹も心も満たされ、いっぱいの幸せと少しの切なさを抱えながら、でもしっかりと店までの道順は覚えつつ家路に着きました。
皆さんにも訪れるだけで幸せになれるようなお店はありますか?
受付 米田