こころの準備
2020年3月12日
ブログをご覧頂き、ありがとうございます。
都内でも桜が咲きだしました。ご自宅の方はいかがですか?我が家の庭は、桃の花がやっとかわいらしく開きはじめたところです。レモンの実もしっかり育ち、子どもと収穫後にレモネードにしました。
新型コロナウイルスの影響で家にいる時間が普段より長くなったので、家中を掃除したり庭の手入れをしたりしてのんびり過ごしています。不便なことも沢山ありますが、環境に少しずつ慣れていけるのも人間の凄い力(適応力)だと思います。
それは過剰に反応すればやはりストレスを抱えてしまうものですが、ストレスに感じることに真っ正面からぶつからずに形を変えて発散してみることで環境に慣れていけることもあります。
私たちは「○○しなければいけない!」に弱いところがありませんか。
マスクを買わなきゃいけない!トイレットペーパーの予備を買い込んでおかなきゃいけない!
たしかに周りの人たちが奪いあっていたら必要な分が手に入らなくなるので、パニックになりますよね。小さい子どもや病人を抱えているご家庭は途方にくれますね。
自分さえよければいい、という考えが土台にあっては私たち人間は生きていけないんですよね。感染症から学ぶことがたくさんあります。
ずっと責任をもってやってきた仕事なのにウイルスごときでキャンセルなんできるか!と腹が立ったり、楽しみにしていたイベントがなくなって悲しんでいる人たちが大勢いると思います。
いつ、なにがおきてもおかしくない世界に私たちは生きています。どっしり構えたり、不安なく生きることなんて簡単にはできません。だからこそ子どもの時から防災訓練や避難訓練を学んできていますよね。準備は大切です。
では、こころの準備はどうしたらいいのでしょうか?
私もまだ全て答えを見つけたわけではありません。でも、一日一日を大切にして生きていくことに尽きるかな、と考えています。
心配や不安はありますが、はいつか何かはおきるんだ!でも大丈夫!毎日毎日大切に積み重ねているから、という気持ちは人を強くするように思います。
「大丈夫」は魔法のことば。
皆さんも自分が安心する魔法のことばを非常時に使えるように準備してみてください。
あたたかい春はもうすぐです。
一緒に乗り切りましょう。
心理 菊地加菜