最近の新しい生活
2021年6月11日
予防接種を受ける方が増えてきて、
そろそろコロナも別な局面になってきているのでしょうか
ウィルスも生き物なので、さまざまな新型に変化して生き残りをかけいるようです。
最近、おうち時間が増えて、自炊ばかりの日が続いています。
密にならずに・・と思うと、買い物に行くのも控え、宅配が増えていました。
しかし、生鮮食料品となると、あまり買い置きできません。
魚や野菜は新鮮なうちに食べたいなぁ。
そう思っていたら。
ある日、いつものコンビニに変な巨大なコインロッカーみたいなものが置いてありました。
なんじゃこりゃ。
見慣れない、野菜の模様・・??
好奇心に駆られて、ググっていると。。
どうやら個人向けの生鮮食料品の宅配ボックスでした。
これ、大きな冷蔵庫だったんですね。
朝にスマホから頼むと、朝採れの野菜が夕方にこの冷蔵庫ボックスに入っているので自分がここから帰り道に取り出せばいいのです。
たとえ野菜一個でも、スマホから頼めば半日で冷蔵庫に到着します。
東京、神奈川、千葉、埼玉の生産者から直で送られてきているので
仲卸というシステムは通りません
大きな市場を経由するロスタイムがないのです。
朝どれの新鮮野菜、鮮魚、肉、作り立ての国産チーズなど
専門店や生産者から直接、別々に購入できるシステムなのです。
最低注文額の縛りがなく、一品からでも買えて、なんと嬉しい送料無料。
コンビニやドラックストア、東京メトロの駅構内など、身近に通り過ぎる場所でこの冷蔵ロッカーがあれば受け取りが可能。
なんとまあ。。
世の中便利に・・
と、次の日試しにやってみた私。
朝スマホで注文し、夕方に
冷え冷えの色とりどりの朝採れサラダセットと新鮮なお刺身を手にしました!
サラダセットは今まで使ったことがないような野菜まで少量づつ多種類入っていて
なんとも言えない嬉しい気持ち。
そのビジネスの知恵と実践力の強さに舌を巻いてしまいました。
人との接触ができない負の環境下で
新しいことが次々生まれている。
スーパーが飛躍したのは、確か、バブルよりもっと前、ダイエーの快進撃や、ヤオコーの海外進出などで、主婦が沸き立ちました。
その時代には、小売り店ができなかった夢のような大箱スーパーが、庶民を魅了し、長蛇の列ができていました。
それが、今や、店舗を必要とせず、その夢の上を行くビジネスが出てきたのです。
反対に、仲卸業者という信用取引業務が、その業態の変化を迫られているということなのでしょう。
それはそれでどうなのか?ともおもいましたが。
時代は明らかに、静かに着実に、次の新しい生活様式へと舵を切っている。
街並みは少しづつ変わってきている。
『この世界に生き残るのは変化する者だ』とおっしゃったのはダーウィンさん。
このピンチをどう切り抜けて生き延びるのか
ウィルスもそう思って新型やらα型やらβ型やらに変化して生き延びる道を探しているのでしょうが
人もまた、どんな時でも
持てる知恵の全てをつぎ込んで、次世代の物を生み出す生命力を持っているのですね。
なんでこんな世の中に・・とぶちぶち言ってる割には、しっかりと変化を受け入れていく力強さと、ある意味のしたたかさに
なんとも勇気を頂く清々しいコンビニ体験でした(笑)
私も、変化を恐れず受け入れて、ようよう生活できたらな、と思います。
受付 菊地