クリニックブログ

『効率化』というけれど
2024年11月20日

こんにちは。受付の皆川です。

先日、数年ぶりに新幹線に乗る機会がありました。

遠出するときはいつも“ドキドキワクワク”するものですが、今回はちがった意味でドキドキしていました。切符が手元になかったのです。

一緒に行く友人に切符の手配をお願いしましたが、今は私の持っているSuicaカードに切符の情報が登録され、そのカードで自動改札を通りホームにいけばOK。

席番は友達から送られてくるLINEの画面に表示されているので、そこに行けばよいのだとか・・・

結局、友達とは改札外で待ち合わせたので、一緒に改札を通ったのですが、実は友達もやったことがなかったため通れなかったらどうしよう・・と不安だったようです。

友達は帰省のためによく新幹線を利用しているのですが、いつもは紙の切符にしているのだそうです。

私たちの世代は何でも現物を手にして確認してきたので、今になってパソコンやスマホの画面だけを頼りに物事を行うのにはかなり抵抗があります。

しかし、環境問題への配慮から紙ゴミを減らしたり、人手不足の問題もあり効率化が余儀なくされていくのは致し方ないことなのかもしれません。

今でもこの流れについていくのにいっぱいいっぱいなのに、この先、ついて行けるのかと考えると本当に不安になります。

これからは世の中の動きは自分には関係ないと思わず、何でも興味をもっていかないと取り残されてしまいそうです。

物事の進化はすばらしいことですが、作っているのが人間なら、使うのも人間です。

効率だけを優先させるのではなく、人間の感情に寄り添ったものが作られていくといいのになぁと思う今日この頃です。