クリニックブログ

夏疲れのセルフメンテナンス
2015年9月7日

街路樹の葉や、スーパーに並ぶ食材に、秋を感じるようになりました。雨続きで、秋晴れの空が待ち遠しい今日この頃です。

 

私は、夏の暑い間、大好きなひんやりとしたクーラーの風に一日中あたり続け、アイスクリームにアイスコーヒー、そしてビールなどなど、外からも中からも、好き放題やり過ぎてしまったのか、8月半ばごろから、様々な体調不良を感じるようになりました。

原因不明の湿疹に蕁麻疹、頭重感やめまい、全身のだるさ、浮腫みなど。何よりびっくりしたのが、何気なく触れたおへその周りがひんやりと冷たかったこと!まるでおへそから冷風が出ているかと思うような、こんな冷たいお腹、初めての経験でした。気づかないうちに、すっかり、身体が冷えきっていたようです。

 

知人に相談したところ、汗をたくさんかくようにすすめられました。「できれば、1日1時間歩きましょう」と。

この運動嫌いの私にはとてもムリ、と思いましたが、背に腹はかえられず、ひとまず一日歩いてみました。すると、たくさん汗が流れてくるのがとても気持ちよく感じられました。

 

毎日続けるのはなかなか難しく、日々挫折しそうになりつつも、なんとか気持ちと時間をやりくりし、今日まで20日間ほど毎日1時間(少し早歩きで、6kmほど)歩いています。

それでも、むくみがちな状態は続いていたので、皆川先生に漢方を処方していただき、食べ物や飲み物に気をつけたり、しっかりお風呂で温まるようにしたり…、夏疲れの身体をいたわる毎日です。

 

残念ながら体重はびくともしませんが、体調は少しずつ快方に向かい、気力もアップしてきました。

また、普段歩くときに背筋がしっかり伸ばせるようになったのを感じています。よほど、背筋も衰えていたのでしょうね。さらに、身体によい変化が見られることを信じて、もう少し続けてみようと思います。

 

皆川先生のインタビューが、日経ウーマンオンライン「女性のための医療・健康の話」に掲載されています。こちらも、この時期に特有の「9月病」についてです。心や体の調子が今ひとつ、と思われる方は、ぜひ、ご一読ください。 (日経ウーマンオンライン→ ヘルス&ビューティ →メンタルヘルス の中に記事があります。)

(PC版)

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20150831/212970/?ref=health-mental-shin

(スマートフォン版)

http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20150831/212970/?ST=flicklf

 

8月最後の週末に、秩父の日帰り温泉に行きました。その近くの「秩父華厳の滝」の写真です。澄んだ空気がとても心地よかったです。

もうすぐ、シルバーウィークですね。夏の疲れを癒しつつ、皆さまそれぞれによい秋の連休をお過ごしください。

 

心理 原

原さん滝