冷え性対策
2015年11月27日
みなさま、こんにちは。院長の皆川です。
今年の秋は暖かい日が多く、11月もつい先日まで本格的なコートの出番がありませんでした。ところが、今週は急に冷え込む日があり、大雪に見舞われた地方もありました。
ここからは、風邪やインフルエンザに注意し、予防をしっかりする時期になりました。手洗い、うがいやマスクの活用、適度な湿度のために加湿器の使用などを心がけたいところです。
そして、予防としては体の保温も大事です。 冷えるとどうしても免疫機能も下がりますし、それだけでも体調がすぐれなくなりますよね。
私も冷え性ですが、圧倒的に女性には冷え性の方が多いと思います。自覚のない隠れ冷え性の人も多く見受けられます。
冷え性対策としての工夫を少しご紹介します。 まずは、身体の中で「首」と名の付くところを温めましょう。「首」「手首」「足首」の保温です。
ネックウオーマーやマフラー、手袋、レッグウオーマー、足首ウオーマーを利用しましょう。就寝時に首元が冷える時にはタオルを巻くのもありです。
また、足先やお腹を温めるのも大切です。
タイツに靴下の重ね履きとか、最近は冷え取りソックス(綿とシルクの靴下を交互に重ね履き)も流行していますね。古典的ながら腹巻や毛糸のパンツも効果大です。今はかわいい腹巻や、外に目立たない薄手の物もありますし。職場ではひざ掛けの利用などもいいですね。
全体的にお腹から下の下半身はしっかり温める、上半身は脱ぎ着しやすい、調整の付けやすい重ね着で、外と室内や乗り物内の温度差に対処しましょう。
内臓を温めるには、「食」も大切です。ねぎ類、生姜、山椒、唐辛子、クローブ、シナモン、八角(スターアニス)などが手軽に利用できるものになります。お鍋に入れたり、普段の食事に加えてみたり。大人の方はホットワインとして、ワインの中にシナモンやクローブなどを入れて温めて適量飲むのもよいかもしれませんね。
ちょっとした工夫や心がけで、寒い季節を乗り切りましょう。