クリニックブログ

ありのままで
2014年12月15日

こんにちは。受付の菊地です。
私には、子どもがおりますが
いつの日か、子どもに声を荒げることなく、
力を引き出せる母になりたいもの。

「さっさとしなさい。」
「どうしてお前は・・・(怒)。」
「宿題はやったの?!」
ギャングエイジ。
「ママ!好きな歌。聞いて!」
「ありの~ままで~いいの~」
「自分にな~るの~」
ありのままでいいわけもなく、親子の不毛の戦いが続きます。

そんな折、テレビでこんな言葉に出会いました。
ある漁師さんの船の壁に貼ってあった言葉です。

「あせらない」
「おこらない」
「いばらばい」
「くさらない」
「まけない」

・・・すごいなー。
横にいた子どもに「ね、ね、すごくない?かっこいー」と騒いだら、
「焦って、怒って、威張って、くさって・・・ってお母さん毎日じゃん」と笑っていましたが、
「これって負けなの?」と不思議そうにつぶやきました。
かけっこの勝ち負けしか知らないわが子は、
「そっかー。負けてたのかー。勝たなきゃなー。」と言いながら向こうに行ってしまいました。

己に勝つ、己に負ける。
もうそんなことを肌で感じる年頃になったのです。
いつまでも、あれしなさい、これしなさい、と、力ずくで口うるさい私も変わらなくてはなりません。

私の子育ては、毎日がトライ&エラー。
親子で大海に漕ぎ出でて、あせらず、おこらず、いばらず、くさらず、荒波を乗り越えていく・・・
なんて、すっかり漁師気分になりました。
それでも、負けそうになった時、
「今日の潮はちいときついぜ」なんて言って、笑い飛ばせる親になりたいものです。

受付 菊地

アナ雪 画像1 (2)