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クリニックブログ

悲しみスイッチ
2018年5月7日

皆さん、貴重な連休をゆっくり過ごすことができたでしょうか。

出掛けることもなく、ご家族の食事や洗濯、家事に追われていつもより大変だったという方もいらっしゃるかもしれません。
私はあっという間に過ぎ去ったように感じていますが、1日だけ家族で箱根に行ってきました。

いつも遠くで見ている富士山がとても近くで見ることができて感激しました。
あちらこちらでユラユラと風になびく『こいのぼり』も素敵でし た。


さて、今回はあまりテーマにあがらない『悲しみ』という感情をとりあげてみたいと思います。
皆さんは『悲しみスイッチ』とどう付き合っていますか?
愛犬が老衰で死んでしまったり、別れた彼・彼女が幸せそうにしているのをSNSで目撃したり、日常には悲しくなるようなことが沢山転がっています。
悲しみスイッチは、『何かを失ったときに』サインがでます。今は自分をいたわる時だよ、と教えてくれています。

 

悲しみにはプロセスがあります。はじめは受け入れるのが苦しくて、否認します。

段々時間がたつと、様々な気持ちがわいてきて、イライラしたり、罪悪感を感じたりすることもあります。簡単に『受容』できないのが悲しみです。

れてしまおう、と忘れられることならもちろんそれも大切なことです。しかし、悲しみのやっかいなところは長引くという特徴があることです。

悲しみをゼロにすることは目標にしない方がよいでしょう。

そして自分以外の、周りの人が悲しんでいる時にはどうしたらいいでしょうか。
まずは、一緒になって落ち込まないこと。悲しみのプロセスを歩んでいる人はその人のペースで一歩一歩確かめながら前に進もうとしています。
『大丈夫』『頑張って』は歪曲して伝わってしまう危険がある言葉なので控えた方がいいでしょう。

大事なことは温かさです。現状を肯定するような『わかるよ』『つらいよね』『他にできることがあったら言ってね』といった言葉が気持ちをらくにする入り口 になることもあります。

また、機会があれば他の感情についても書いてみたいと思います。

臨床心理士 菊地