明日の活力
2019年8月21日
皆さんこんにちは。
猛暑で冷たい飲み物がしみますね。しかし一時的に汗は引いても、体の熱は発散されないのがくせものです。汗とともにミネラル分まで失われて筋肉が痙攣を起こすこともあるようです。ビールやお茶には利尿作用もありますので、脱水症状に気をつけて熱中症にならないように残暑をのりきりましょう。
さて、今回は上手な誉め方について考えてみたいと思います。
最近よく記事で目にするのは、『上手な怒り方』や『上手な叱り方』、さらにもう少し拡げて『上手な伝え方』といったテーマです。確かに上手に怒りたいし、上手に叱りたいですね。親から子供に、上司から部下に、はたまた逆もあります。
子供から大人に、部下から上司に適切に気持ちをとらえた言葉で伝えたいですね。しかし、怒る時は困っている時です。気持ちのコントロールだけでは解決しないこともあるので結構難しいですね。
今回はそこから少しはなれて、『よい誉め方』を提示していきたいと思います。
『誉めることがない』と仰っる方にもよく出会います。しかし私が考えている『誉める』はとても当たり前の、出来ていることからスタートします。
兄弟や同僚を比較して○○よりも上手、と言ってしまうことがありますがこれは悪い誉め方です。他者との比較は傲慢さの種をうんでしまいます。
さらに、成績や成果を材料にすることも危険です。相手との繋がりが『とても良い状態』だけになってしまうからです。
では、比較や成果に頼らない誉め方にはどんな方法があるでしょうか。
それは、上手くいっても上手くいかなくても、一生懸命乗り越えていこうという姿勢に注目するのです。
当たり前のようですが、これが難しいのです。
そもそも『一生懸命』や『コツコツ』が苦手な人はたくさんいます。エネルギーの配分は難しい課題です。頑張りすぎたりやらなすぎたり。。。
しかし、できる時にできることをすることがその人たちの『コツコツ』に繋がります。
なんでもないようなこともよく注目してみると、本人なりの頑張りがあるかもしれません。
夏休みがあける手前で、不安定になるお子さんもいます。
元気に育ってくれてありがとう、歓びと感謝を伝えることがお子さんには何よりの栄養素になります。
さらにご自身にも、普段からやりたくないことに立ち向かう時や普段のルーティンであっても遂行できた時はご自身を誉めて下さい。
誉めることは、自他ともに明日の活力になります。
お写真は庭になってるイチジクです。私が毎日誉めまくっていたら今年はそこらじゅうになっています。素晴らしいですね!(自画自賛(笑))。
ではまた
心理 菊地