日本の風習
2020年1月10日
こんにちは。受付の皆川です。
昨年の12月は暖かい日が多かったせいか、全く年末という感じがせず、
あっという間に終わってしまったような気がします。
年末も押し迫ってくると年賀状を書かなくては・・・と焦り始め、いつもは
12月23日の天皇誕生日にエンジンがかかるのですが、昨年はそれも無くなってしまったためタイミングを逸してしまいました。
30年の習慣はなかなか変えられないものですね。
年が明け、7日にスーパーに行くと春の七草がパック詰めになって売られていました。7日当日だったこともあり、買って今年は七草粥を家族でいただきました。
七草粥のことは知っていましたが、いわれについてはよく知らなかったので調べてみると、「早春にいち早く芽吹く七草を入れたお粥を食べることで、邪気を払い、無病息災を祈る」のだそうです。この他、1月には鏡開きなど、1年間無事に過ごすことを願う風習が多く残っています。
その一方で、童謡「お正月」の歌詞にでてくるような凧揚げ、駒まわし、まりつき、羽根つきなどの遊びはあまり見られなくなってしまいました。
ひと昔前まではお正月のテレビのCMでもそんな遊びが題材になっていたと思うのですが、今はスマホのゲームアプリのCMばかりが目立ちます。
もしかすると、今残っている風習も少しずつ影をひそめていくのかもしれません。
あの年賀状もハガキからメールやLINEに、あるいは毎日やりとりしているから特別には送らないなどということになってしまうのかもしれません。
毎年、気が重くなる年賀状ですが、なくなるのはやはり、さみしいものです。
日本の風物詩のようなものは、形は多少変わったとしても残していかなくてはいけないものなのかもしれません。
おそらく、これからも年末ギリギリになって慌てることになりそうですが、がんばって年賀状を書いていきたいと思います。