もうすぐ秋です
2021年9月8日
季節の変わり目、気温の乱高下が続いていますが、皆さん、体調等、いかがでしょうか。
30代中頃までは、天気や気温などは、出掛ける予定がなければ、それほど気に留めていなかったように思います。仕事に行くのに、傘を持って出かける必要があるかどうか、程度だったように思います。が、年齢を経て、最近は、否が応でも、天気や気温を感じざるを得ない状態になってきています。
ここ5年程、どうも頭痛が続くなぁ~、何となく不調だなぁ~と思うことが一定期間続くことが出てきました。今まで健康体過ぎたせいもあり、おかしいな、おかしいな、と感じながら、なんとなくやり過ごしていました。そんなことを繰り返していくうちに、やっと原因らしきことが見えてきました。“低気圧”と“気温の上下”です。どうも天気が悪いと、不調、気温が急激に下がると不調…という自分の傾向が、やっと分かり…。特に台風は、強烈で、来る前から片頭痛がし始め、下手をすると気持ちも悪くなる始末。俗に『気象病』と言うそうですね。TVで、たまたまやっているのを見て、そういう人は私だけじゃないんだなぁ~と変に感心してしまいました。
最初は、そういう状態を、“やだなぁ~、年なんだろうなぁ~”と思っていました。それまでは、天気が良かろうが悪かろうが、体調に影響が出ることなど、ほとんどなく、仕事も家のことも、ほぼコンスタントに出来ていました。それが、天気が悪いことが続くと、体調も不調、気分も良くない、という状態になってきました。どうやら、低気圧や気温の急激な低下は、自律神経系を狂わせることがあるそうで、体調のみならず、気分にも影響を与えるそうです。(心理士なのに、最近そのメカニズムをきちんと知った状態で…お恥ずかしいのですが…)
しばらく、そんな心身の状態に付き合っていくと、時に、天気予報的に“片頭痛がするぞ、雨予報なかったけど、急な雷雨くらいくるかな?”というような芸当もできるようになりました。また、気分が滅入ったり、イライラが続いたりしたら、“梅雨の季節(秋雨の季節)に入っているんだな”と思ったり。嫌だ嫌だと思っていましたが、最近は、こういうのもいいのかな、と感じるようになってきました。今までよりも、季節の移り変わりを、文字通り肌身で感じるようになりましたし、天気の変化にも敏感になってきました。より、動物的というか、自然な在り方でもあるのかな、と考え直しています。
季節の変わり目の時期です。体調を崩す方もいらっしゃると思いますが、“秋になりつつあるんだなぁ~”と思って、自分をいたわりながら、日々過ごしていただきたいと思います。
心理士 磯田