初夏
2016年5月14日
ここ数日、初夏を思わせる気候が続いていますね。
自宅近くには、比較的自然が多くあり(というと聞こえはいいですが田舎なのです)、四季折々の変化を楽しむことができます。
その中で、2月中旬ごろから今くらいの時期まで、ウグイスの鳴き声を楽しむことができます。私はウグイスの生態はよく知らないのですが、どういう訳だか、2月中旬くらいの鳴き初め(?)の頃は、どのウグイスも鳴き方がとても下手なのです。聞いていると、思わずつまずきそうな鳴き方をします。「ホー」→おっ、いい感じ→「ケキョ」→おっとっと、と言うような調子です。へたくそ加減にも個性があって、長く鳴くのが下手なのもいれば、「ホケキョ」の方でつまづくのもいて、聞いていてなかなか面白いものです。
それが、今くらいの時期になると、どのウグイスも大体上手に鳴けるようになっています。「ホー、ホケキョ」だけでなく、その後に、「ケキョケキョケキョケキョ・・・」なんてオマケも上手に付いています。
でも、中には、まだ〝おっとっと″となってしまうような鳴き方をするウグイスもいて、思わずニヤリとしてしまいます。ウグイスにも、練習嫌いとか、のんびり屋さんとか、そんなのがいるのでしょうか。
忙しい日常の中でも、少し足を止めて、四季の変化を楽しむ余裕を持ちたいですね。
臨床心理士 磯田