勝っても負けても
2016年8月24日
こんにちは。
リオオリンピックが閉幕しました。
熱い感動を味わった方も多いのではないでしょうか。
甲子園にしろ、オリンピックにしろ、若者が一心に目標をめがけていく姿を見るのはすがすがしく、本当に良いものですね。
4年後の東京オリンピックが本当に楽しみになってきました。
また新たな目標に向けて、スタートを切った方々がいらっしゃるのでしょうね。
精一杯がんばっても、山あり谷ありは常に私たちの生活の中にあるのが当たり前でしょう。
私の子どもは剣道をしており、日々お稽古に励んでいる毎日です。
ところが、先日、試合の前日に師範代から選手に選ばれないことを告げられました。
試合を楽しみに数えていただけに、選抜にもれたことはとても悔しく、ショックも大きく、
毎日仲間と稽古しているそのなかで、シビアな競争があることに動揺しているようでした。
どんな言葉をかけるべきか・・うーむ・・、と親として悩むところでしたがそっとしておくことにしました。
試合の朝、飛び起きた子どもは開口一番、
「今日、自分はチームの松岡修三になる!」とチームのTシャツを着て、笑顔でパンをかじっていました。
なんと、まあ。
こどもは親が心配するほど、弱くないのかもしれません。
それとは逆で、親が考えるより、こどもとは、しなやかで強い人なのかもしれません。
むしろ、大人のほうが、ずっと弱虫なのかもしれません。
経験を積めば積むほど怖さも知ることでしょう。
世の中が見えてくれば、独りよがりだったことを発見して、己の非力さを痛感するときも来るでしょう。
その中でも、挑む力、しなやかに生き抜く力を養っていけたらいいな、と思います。
親としては、一緒にもうひとふんばり、と言ったところでしょうか。
受付 菊地