今年も終わりに近づいてきました
2017年11月27日
ここ数週間で、寒さも本格的になり、秋と言うよりも冬の到来意を感じさせます。もうすぐ12月。今年ももう終わりに近づいてきてしまいました。クリスマスやお正月など、子ども達にとっては楽しい行事が沢山ですが、大人にとってはやらなければならないことが多くあり、少々気が重い時期ですね。
私は少しの間アメリカにいたことがあり、年末年始、つまりクリスマスと元旦も、アメリカで過ごしたことがあります。クリスマスも元旦も、日本とは違うと聞いてはいましたが、やはり実際過ごしてみると、その違いが実感されました。
クリスマスは、アメリカは基本的にはキリスト教の国なので、クリスマス休暇があり、家族で過ごすのが基本です。私がいたのが、アメリカの中でも地方都市の色合いが強いところだったこともあり、クリスマスと言っても、日本のような賑やかさはほとんど感じませんでした。イルミネーションも、なくはないのですが、きらびやかな感じはなく、所々にあるはある、というくらいで、一般家庭に至っては、木に少し電気が灯っているところがある、程度のものです。クリスマスイブも、カップルが街にあふれるというようなことはなく、どちらかと言えば、町全体が静かな雰囲気になっていました。教会にも行ってみましたが、車を誘導するスタッフが出ていて、人はたくさん集まっているものの、静かに話を聞き、献金し、お祈りして帰ると言うものでした。日本の商業的なクリスマスに慣れていると、思っていた以上にあっさり、さっぱりしていて、拍子抜けするくらいでした。
元旦に至っては、さらにさっぱりしたもので、皆でカウントダウンをして、花火がいくつか上がり、以上。新年に気分を新たにする、とか、元旦特有の身が清められるような静けさ、といった雰囲気は一切なし。わかってはいたものの、元旦の雰囲気の違いは、かなりなものがありました。クリスマスはともかくとして、元旦の違いはいささか身に応え、日本の、除夜の鐘が鳴り、厳かな雰囲気のするお正月がなつかしくなりました。
帰国し、いつも通りの“商業主義のクリスマス”と、“厳かなお正月”を過ごし、ホッとしたものです。
さて、皆さんはクリスマスやお正月を、どのように過ごされるのでしょうか。体調には気を付け、無事一年を締めくくれるといいですね。